ヘアアイロンによる枝毛や切れ毛にお悩みの方へ!ダメージの原因と対策を解説
髪は熱にとても弱い、という特徴があります。主に髪はたんぱく質でできています。たんぱく質は熱に弱いものです。高温の熱を受けると、変質します。これが特に「たんぱく変性」と呼ばれています。たんぱく変性が起こると、髪が硬くなるという現象が起きます。
1、ヘアアイロンによる髪へのダメージは大きい

最も髪が強い熱を受けるのは、アイロンです。髪をセットするときに使うヘアアイロンは、非常に高温です。
これによってたんぱく質変性を引き起こし、髪が大きなダメージを受けるわけです。
キューティクルが剥がれ落ちて、髪は硬質化して、しかし中身はスカスカといったような、極めてもろい髪になってしまいます。アイロンをしていると、枝毛や切れ毛が増えた、という人は、この熱によるたんぱく質変性が原因だといえます。
2、ヘアアイロンによるダメージを抑える方法
髪にダメージを与えないためには、アイロンを使わないのが一番です。それでも、癖毛の方や、おしゃれを楽しみたい方など、アイロンは使いたい、ということもあるでしょう。
そこで、できるだけダメージを抑えてアイロンを使用する方法を見ていきます。
2-1、150度前後で使用
まずはなるべく低い温度で使うということです。しかし、あまり低い温度だと、なかなかアイロンが効かずに、長い時間あて続けることになります。
同じ箇所に長い時間あてるのが、髪には最も良くないです。低すぎる温度だと逆効果になるので注意が必要です。
一発で効くぐらいの温度、つまり150度前後で使うのが一番髪への負担が少ないです。同じ場所に何度もあてないうように意識しましょう。
2-2.、髪が乾いてからアイロンを使用
髪が濡れたままアイロンを使う人がいます。しかし、これは非常にダメージを受けやすいです。
ドライヤーでしっかりと乾かした後に、アイロンは使ったほうが良いです。保湿効果があるヘアアイロン用のローションやミストが販売されています。これをドライヤーの後につけるのがおすすめです。