髪に感じる悩みの中で、年齢とともに増えていくのが白髪に関することです。今回は白髪の生える理由と、正しいケア方法をご紹介します。

白髪の生える理由
白髪の生える理由には、以下のものが考えられます。
1:色素細胞の機能が低下する
色素細胞の機能が低下する原因には、加齢やストレスなどが考えられます。
本来、髪に色は付いていません。髪が生まれて地肌に生まれ出る間に、メラニンを作る色素細胞が髪に色をつけ、日本人の場合は黒くなって伸びていきます。
そのため、色素細胞の機能が低下すると髪に色がつかず、白髪が生まれてきます。
2:栄養不足
色素細胞が色素を生み出すためには、シロチンという物質が必要になります。シロチンは毎日の食事から摂取することができます。しかし偏った食生活をしているとシロチンが不足してしまい、髪に色をつけることができなくなってしまいます。
シロチナーゼは、プロセスチーズ、バナナ、リンゴ、かつお、まぐろ、大豆、アーモンド、ピーナッツなどに含まれています。
3:遺伝
薄毛と同じように遺伝が原因のことも多く、自分の努力とは関係なく白髪が生えてくることがあります。
両親や親戚に白髪の人が多い場合は、遺伝的なことが大きいと考えた上で、正しい白髪ケアを始めましょう。全く生えないということは難しいかもしれませんが、他の原因を取り除くことで白髪の生える本数を減らせる可能性もあります。
抜いてもいいの?正しい白髪のケア方法
白髪を抜くと増えるなどという話も聞きますが、それは噂程度の話です。しかし他の理由から、白髪を抜くことはおすすめしません。
何度も髪を抜いていると、その毛穴からは髪が生えてこなくなることがあります。
年齢とともに髪が細くなることもあり、髪の本数が減ると頭皮が見えるほどの薄毛に悩まれる方も増えてきます。
白髪が気になるのであれば、カラーリングをするようにすると良いでしょう。
色素細胞の働きを活発にするためには、頭皮の血流を良くすることも重要です。
毛先の丸いヘアブラシを使ったり、髪を洗う時間を利用したりして、頭皮をマッサージするのも効果的です。
食生活を見直すことも大切です。自炊する時間が取れない人も、外食するときには、シロチンの入っている食材を使ったものを1品プラスしてみたり、ナッツやチーズを間食に取り入れたりするようにしてみてはいかがでしょうか。
アデプト ケミカルチームでした!