欧米に比べ、日本人では髪を毎日洗う人が多いんです。しかし、人によっては毎日だと回数が多すぎて、髪や頭皮にダメージを与えてしまうことも。
今回は美しい髪を保つために適したシャンプーの頻度を考えてみましょう。
髪を毎日洗うのは日本だけ？
水の量や質が良い日本では、毎日お風呂にお湯をためて入ることが当たり前になっています。そのため、体を洗うのも、髪を洗うのも毎日という人がほとんど。
しかし、イギリスやフランスなど、欧米の国々では2〜3日に1回しかシャワーを浴びないことが当たり前になっています。
気候や水の質なども関係していますが、毎日入らないからといって不潔なわけではありません。
髪質や頭皮に丁度良いシャンプーの頻度は？
＜毎日シャンプーをしたほうが良いのは＞
- ワックスやヘアスプレーなどの整髪料を使っている人
- 頭皮や髪にベタつきを感じている人
- 屋外やホコリの多い場所での活動が多い人
皮脂や整髪料、ホコリなどの汚れは毛穴を詰まらせてしまうことがあります。毛穴に詰まった汚れは、炎症を起こしたり、臭いの原因になったりすることもあるので、毎日シャンプーをしたほうが良いでしょう。
＜2〜3日おきにシャンプーしたほうがいいのは＞
- 髪が乾燥している人
- 乾燥が原因のフケが多い人
- 乾燥で頭皮にかゆみがある人
髪や頭皮が乾燥している人が毎日シャンプーを行うと、汚れだけでなく、必要なうるおいである皮脂も取り過ぎてしまいます。
ハードな整髪料を使ったり、汗を多くかいた日などはシャンプーの頻度を増やし、普段の日はお湯で流すだけにしたり、ドライシャンプーを活用すると良いでしょう。
ドライシャンプーは、病気や災害で髪を洗えないときに使うイメージを持たれている人もいますが、普段の生活にも使うことができます。
乾燥は気になるけれど、頭皮の臭いが気になる、毎日洗わないことに抵抗があるという人は、ぜひお試しください。
